CHARACTER
BALANCER』を盛り上げようとしている人物達の紹介。

登場人物響の中の人格達

エリカ(柊響)
Erika
…… 基本人格。性同一性障害と解離性同一性障害を患う。
母親から「女としての自分」を認めてもらえず、虐待を受けたことにより多重人格となる。

子供っぽい言動と甘ったるい口調が特徴。そのせいか幼く見られがちだが、彼女の学力は高校の域を超えており、テストでは全教科満点を容易く取ってしまうほどの頭脳を持つ。
授業をよくサボっては音楽室でピアノを弾いていたり、家庭科室で料理をしていたりと、自分勝手な行動が目立つ。将来は医者志望らしい。

長期的に自分の身体を乗っ取ったヒビキのことをとても嫌っているが、その他にも彼を激しく憎む理由があるようだ。反面、梨花にはよく懐き、女友達として仲良くしたいとすら思っている。
悠人に対して恋心を抱いており、恋愛に関して結構ウブな所がある。男心をくすぐるタイプ。
*   *   *
ヒビキ
Hibiki
…… 保護者人格。
ある事情により記憶とルールを忘れ、長期に渡り「柊響」に成り代わっていた。

エリカでも到底敵わない程の強い支配力を持って君臨する。その異質な力から、内面世界では他の人格をまとめるリーダー的な存在であった。高藤曰く、頭は悪いが回転は速いらしい。
並大抵の人では太刀打ち出来ないほどの力(本人曰く「火事場の馬鹿力」の応用であり、アドレナリンの操作)を持ち、武術や格闘技に長けている。運動神経もずば抜けたものを持つ。
小・中学校でのイジメを根に持っており──悠人という例外を除いて──男が基本的に大嫌い。
フェミニストなため女の子に対してはあまり強く出られない。ある意味弱点である。

梨花と悠人のことがとても好きで二人のことを大切に思っている。
梨花に対しては恋愛感情を抱いており、彼女がいれば他には何もいらないと本気で思っているほど梨花への愛に生きる人。とても一途で梨花には従順、大抵の言うことならば聞く。
しかし、梨花との仲を発展させようという気は無いらしい。



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